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粉瘤
粉瘤は、医学的には「表皮嚢腫」と呼ばれる疾患で、ありふれた皮膚疾患の一つで、ホクロ、イボを除いた皮膚良性腫瘍の80%程度が粉瘤です。粉瘤は痛み、発赤などの目立った症状がすぐに出てくることがないので、未治療のまま病院を受診しない方がほとんどです。時に感染して痛み、発赤、腫脹の合併を生じて初めて病院を受診される患者さんが多いです。まれに外傷が原因になることがありますが、ほとんどの粉瘤の原因はわかっていません。なんらかの原因で角質物質(皮膚の垢)が皮膚の内側に蓄積してしまい、角質物質の周りの皮膚が皮膚の下で瘤状に発達することで起きます。嚢胞と角質物質で構成される塊が粉瘤で、「脂肪の塊ができてしまった」と表現される人が多いですが、角質物質は硬いので、医師が見れば、柔らかい脂肪腫とは簡単に区別することができます。
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